仙台堀川
水路をゆく・第二運河 令和4年4~6月のご案内
【ご案内】■「水路をゆく・第二運河」にようこそ!モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。■当ブログ掲載の本文...(2022/06/30 Thu 23:59)
5月4日の水路風景…5
(『5月4日の水路風景…4』のつづき)●すでに今月のトップ画像で紹介しましたが、清澄橋の桁側面に書かれた橋名に惹かれて。側面に張られた化粧パネルの一枚一枚を、原稿用紙のマス目に見立てたがごとく文字がキッチリと納まり、下端に配したローマ字のルビ的な配分も気持ちよく、ほう、と声を漏らしてしまったものでした。パネルを最近塗り替えた際、橋名も一緒に書き込んだものと思われますが、簡単なようでいて、こうした心配り...(2022/06/02 Thu 18:31)
5月4日の水路風景…4
(『5月4日の水路風景…3』のつづき)●小名木川から十字流を右に折れ、大横川を南下することに。両岸の緑濃い桜並木と、頭上をかすめる橋の低さを楽しみながら、好ましい静寂を破らないようにそろそろと。この日の干潮は12:50、A.P.0.17mでしたが、亥之堀橋を通ったときはまだ10:00前とあって、すり抜け感覚を堪能できる潮位の高さでした。●まだ茂森橋をくぐれる潮位でないこともあり、丁字流を右折し仙台堀川へ。青空をバックに...(2022/05/26 Thu 22:18)
3月6日の水路風景…8
(『3月6日の水路風景…7』のつづき)●朝潮運河を出て隅田川派川を上航し、大横川へ。大島川水門前のテラスをつなぐ人道橋、上流側に長大なスロープがほぼ完成し、供用も間近に思えました。橋脚と桁が先に設けられてから、ずいぶん長くかかりましたね。工事も大詰めなのか、日曜のこの日も、作業服姿の皆さんが忙しそうに立ち働いていました。●いつものようにスロットルをしぼりながら、大島川水門をくぐってみると‥‥おや、右手の護...(2022/03/17 Thu 20:41)
お花見水路の道々で…12
(『お花見水路の道々で…11』のつづき)●あちらこちらとつまみ食いのようではあったものの、お花見水路の様子をひととおり見て回れたので、満足満足。仙台堀川との丁字流から平久川に入り、南下を再開すると、しばらく河畔の桜並木が途切れるので、クールダウンしながら余韻を楽しむような気分に。鶴歩橋、グリーンの塗装が相変わらずよく似合って、渋めのいい雰囲気ですね。●先ほど通った、大横川との変則十字流まで戻ってきてみ...(2021/04/23 Fri 21:31)
お花見水路の道々で…11
(『お花見水路の道々で…10』のつづき)●桜にはさまれたトラスが撮りたくなり、福壽橋をくぐってから振り返って。ここまで南下すると枝ぶりも控え目になり、葉桜も見られて密度は粗くなりますが、静かな川面から愛でる桜とトラスは、まこと乙なもの。帰路は仙台堀川も見ておこうと、丁字流を右へ折れて西航。まず目についたのは木場公園大橋あたりの一群。少し散り気味なものの、まだまだ十分イケるレベルでした。●干潮のピークを...(2021/04/21 Wed 19:56)
3月14日の水路風景
(『新塗装の茂森橋をくぐって』のつづき)●ピカピカの茂森橋を堪能して以降、3月14日の後半に出会ったことどもをまとめてみました。アッと驚くようなできごとはなかった代わり、好天下で眺める川景色はどこを切り取っても鮮やかで、楽しくスナップをものすることができました。【▼「続きを読む」をクリックしてご覧ください】...(2021/04/01 Thu 23:07)
茂森橋の新塗装!
●3月7日日曜日は出港せず、昨年11月15日同様、オーニングを繕っておりました。雨こそ降らなかったものの、終日曇り空でいま一つ出かける気分になれなかったというのもあります。この日は日中の潮位も高く、塗り替えが終わっているであろう茂森橋を、艇で訪ねられないのも出なかった理由の一つ。しかし愛しの茂森橋のこととて、辛抱たまらず作業終了後、陸路訪ねてみることにしたのでした。(『茂森橋、ついに改修工事始まる!』参...(2021/03/11 Thu 22:07)
9月21日の水路風景…4
(『9月21日の水路風景…3』のつづき)●大島川水門をくぐったところで、右手、越中島連絡橋の橋詰近くに、機付き和船タイプの艇が。ここに艇がもやっているのは珍しいですね。護岸にハシゴが備えてある場所なので、ちょっと繋いでおくにはよさげではあります。近くにある船宿さんの持ち舟でしょうか。船首に書かれた船名は、かすれて消えかかっており判読できず。●大横川に入ったのは、8月7日に陸路訪ねた、鋼桁の塗装工事をしてい...(2020/10/20 Tue 22:21)
6月7日の西側河川…2
(『6月7日の西側河川…1』のつづき)●おなじみ仙台堀川を西行、木場公園大橋と末広橋を振り返って。速度は3kt前後ですが、この程度でも行き足分の風が快く、先ほどの大横川北端区間の最微速を思えば、暑さもだいぶしのぎやすくなります。水深があるって偉大‥‥(1.5mくらいですが)。●仙台堀川の顔といえば、平久川との丁字流西側に架かる四角いトラス、亀久橋。しかしこの橋、自分的に満足のいく全景が撮れたためしがないんです...(2020/07/28 Tue 22:50)