新中川
2月6日の旧江戸川…3
(『2月6日の旧江戸川…2』のつづき)●妙見島の北端に達して、西岸がのぞけた瞬間、まあ、驚きました!新川東水門が撤去されている!「令和2年度川走り納め…9」でも触れた記事では、耐震補強とありましたから、その語感から勝手に想像して、堰柱周りは残ると思っていたのですが。まさか全面建て替えだったとは‥‥。●近づいて上流側から見たところ。両端は鋼管矢板でなく、厚みのあるコンクリート擁壁が堤防から前進して設けられてい...(2022/02/10 Thu 22:22)
2月6日の旧江戸川…1
●昨日2月6日、約2カ月ぶりかつ本年初出航の近場回りをしてきました。最低-1℃、最高8℃と厳しい冷え込みながら、午前中は快晴に恵まれ、冬の水路の爽快さが堪能できたものです。まずは旧江戸川流頭部を目指そうと、荒川河口を南下。青空をバックにそびえる橋梁群の雄姿を振り返りつつ、三枚洲・葛西臨海公園の水路へ。●旧江戸川を訪ねてみようと思ったのは、新中川合流点から上流は平成29年12月以来ご無沙汰しており、新しい行徳橋...(2022/02/07 Mon 23:26)
離陸直後の楽しみ
●11月21日は、用事があって出かけたのですが、飛行機に乗りました。コロナ禍で長距離の移動が制限されていたので、本当に久しぶりです。暗いうちに空港に着き、明けゆく東京港を眺めながら搭乗を待つひとときも、久しぶりなだけに以前に倍して素敵な時間に思えてしまうあたり。旅行の楽しさをしみじみ噛みしめたのでありました。●飛行機に乗ったときの楽しみの一つが、羽田を離陸した直後に眺められる眼下の光景。ほんの短い時間で...(2021/12/11 Sat 09:33)
令和2年度川走り納め…8
(『花畑運河の絵葉書』のつづき)●道々、水鳥の姿は見かけたものの、いずれも1~2羽から数羽のレベルで、大きな集団には出会いませんでした。そこへきて鹿骨のあたりまで下ってくると、いきなりヒドリガモの大艦隊(!)がいたのですから、目を奪われました。餌があるのか、環境が良いのかはわかりませんが、護岸沿いに固まっている姿が可愛らしいですね。●新中川とくればやはり外せないのが、明和橋。逆光の中、いかにも鋼橋らし...(2021/01/31 Sun 17:44)
令和2年度川走り納め…7
(『花畑運河再訪…7』のつづき)●川走り収めということで、帰路は新中川を南下することにしました。分流点を過ぎ、高砂諏訪橋をくぐってから振り返り一枚。まだ雲は多いですが、ときおり日が差して川面を照らしてくれます。●八剱橋(やつるぎばし)は架け替え工事を継続中で、錆色の仮橋は人道橋のみ。中央径間には「航路」の表示が。西岸にはクレーンや台船が見られました。そういえば、平成30年末も新中川を訪ねていたんでしたっ...(2021/01/28 Thu 18:52)
水路をゆく・第二運河 31年1~3月のご案内
【ご案内】■「水路をゆく・第二運河」にようこそ!モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。■当ブログ掲載の本文...(2019/03/31 Sun 23:59)
平成最後の川走り納め…9
(『平成最後の川走り納め…8』のつづき)●クレーン船のすぐ上流にあった、松本橋の仮橋。むらなく錆びた鋼材の桁と、高欄の白さが対照的です。仮橋とはいえ街灯も備え、自転車が盛んに渡っており交通量は少なくありません。旧橋はすでに橋脚、橋台とも撤去され跡形もなく、強い風が吹いたらゆらゆら揺れそうな、細身の仮橋のみが頼りなげに架かっている、といった風情でした。●小岩大橋はリベット組みに加えて桁幅もあり、ギリギリ...(2019/01/19 Sat 18:58)
平成最後の川走り納め…8
(『平成最後の川走り納め…7』のつづき)●首都高をくぐり、新椿橋から見た上流側の水面は、一変したといっても大げさではありませんでした。まあ、この流路幅にしては、意外なほどの波立ちです。写真が不鮮明で恐縮ですが、波長は短いもののうねりがあり、波頭は砕けて、一部に白波が立っているほど。新中川は西へ緩やかに曲がっているので、風向と河道がぴったり合致した結果、この荒れ模様になったのではと推測。●繋留場も断続し...(2019/01/18 Fri 19:03)
平成最後の川走り納め…7
(『平成最後の川走り納め…6』のつづき)●新今井橋を振り返ると、上流側に瑞穂大橋同様の横断幕があり、橋が停止線代わりになっていました。残り5径間、工事の先は長そうですね。●持ち送りズラリが魅力的な瑞江大橋。川に対してほぼ45°の角度で渡っているため延長があり、当然持ち送りの数も多く、遠目に見てもよく目立ちます。今井水門で防がれていた北西風が吹き付けるようになり、川面に立つさざ波も、それにともなって波高を増...(2019/01/16 Wed 22:01)
平成最後の川走り納め…6
(『平成最後の川走り納め…5』のつづき)●施工中の3径間を見て。左のすっぽりと養生された堰柱が補強工事たけなわ、右の足場のみかかった堰柱はまだこれから、といったところでしょうか。しかし、3径間を塞いでいるとなれば、いかな河床勾配の緩やかな新中川とて、堰上げの影響で開放径間の流速が早まっているかも。まあ、これは通ってみればわかるでしょう。●わずか2径間となった従来の扉体を前にすると、7番までズラリと並んでい...(2019/01/14 Mon 20:35)