fc2ブログ
新芝川

6月7日の荒川、ほんの少し

(『6月7日の綾瀬川…2』のつづき)●通るたびに同じような視点で仰いでしまうのが、この堀切ジャンクション。宙に描かれる大三角、何度見ても爽快な眺めであります。この後、すでに触れた綾瀬水門の早瀬でスリルを楽しんで、荒川に戻ったわけです。以下なじみの川景色から、少しだけスナップを選んでみました。●綾瀬水門を出て遡上を再開し間もなく、東武伊勢崎線を筆頭に、5本のトラスが密集するここも楽しいところ。以前も紹介し...(2020/06/25 Thu 22:00)

10月9日の旧岩淵水門…1

(『新芝川河口部の水門たち』のつづき)●新芝川を出て、対岸にある旧岩淵水門を訪ねてみました。引退後も現地保存されているこの水門、周囲は公園で釣り人さんが多いせいもあり、どうも近寄り難いものがあって、今までつぶさに愛でられずに来てしまいました。この日も写真左手の旧堤防(現在は切断されて島状の公園地)を中心に、法面から水面に向けて多くの竿が突きだされ、ちょっとした引き波もはばかられる雰囲気です。う~ん‥...(2017/11/23 Thu 22:58)

新芝川河口部の水門たち

(『10月9日の荒川スナップ』のつづき)●この日は新芝川の奥まで遡上するつもりはありませんでしたが、領家水門にどこか惹かれていることもあり、ちょっとだけ入っておこうと芝川水門をくぐりました。むう、仰ぐとさらにまだら感が強調されるなあ。巻上機室、南側のみ長らく無塗装だったのが、このたびようやく塗られたのですね。「調整中」ステッカーと併せ、何か妙な感じが拭い去れない原因の一つが、この巻上機室の塗り残しであ...(2017/11/21 Tue 22:25)

10月9日の荒川スナップ

(『荒川河口のフネブネ』のつづき)●以下、荒川を遡上した道々のスナップをいくつか。好天に恵まれ風も穏やか、馴染みの水路であることも手伝って、気持ちのよい川走りでありました。閘門様におかれましてはご機嫌麗しく。この角度から眺めると、前後扉室の堰柱が、高さに相当の差を持って造られているのが実感できますね。荒川の堤防高と、内部河川の水位低下分を足した寸法が、目で実感できる場所でもあります。●小松川橋附近で...(2017/11/18 Sat 16:56)

阿玉川閘門…4

(『阿玉川閘門…3』のつづき)●国道の橋がゲートに迫っているので、少し南へ下がるとご覧のとおり。艇で通行するときは、少々見通しの悪い場所かもしれません。いや、夏に通るときは、桁下にできた日陰で、涼しい水位調整待ちになる利点はありますね。眺めながらあれこれ妄想していたら、右の堰柱に、ようやく竣工年の刻まれたプレートを発見。昭和34年9月「竣功」とのこと、四隅に締め込まれた、太いマイナスネジの頭にシビレてし...(2014/02/28 Fri 21:53)

旧岩淵水門の絵葉書

●旧岩淵水門の絵葉書を2枚、お目にかけましょう。隅田川流頭部にあって、大正13年の荒川放水路通水以来、長きに渡り東京の北の護りとして活躍してきた当水門も、地盤沈下による機能不全や設備の老朽化で、昭和57年、すぐ下流に新設された新岩淵水門に道を譲って引退し、現在は現役最終時の姿のまま、現地保存されているのはご存知のとおりです。絵葉書は2枚とももちろん現役時、竣工からまだ間もない姿を写したもので、現在とは異...(2013/01/26 Sat 01:03)

芝川に寄り道…4

(『芝川に寄り道…3』のつづき)●中央の堰柱上部に掲げられていた、青銅風の銘板(上写真)。竣工は昭和39年3月とありました。巻上機室からの樋が正面に下がり、さらにクラックからの水垢もあって、鑑賞には具合のよい状況とはいえません。上青木橋の上から下をのぞくと、ワイヤーは油気がほとんどないものの、ちゃんと扉体を吊っているようです。僅かに開いた扉体の下からは、流入する水音が聞こえました。●同じく橋の上から反対...(2012/10/30 Tue 21:52)

芝川に寄り道…2

(『芝川に寄り道…1』のつづき)●道路から水門わきにある小公園に入り、土堤道の上に出てみると、水門が間近に眺められました。この角度から見て意表を突かれたのは、巻上機室の中にある、大きなスパーギヤや操作盤ボックスなど、機械類がほぼ丸見えだということ。窓の大きさからすれば当たり前なのかもしれませんが、床面から天井まで、ここまで素通しなのはおそらく、初めてです。昔あったオモチャのロボットに、胸のハッチを開...(2012/10/25 Thu 22:53)

水路をゆく・第二運河 23年10~12月のご案内

【ご案内】■「水路をゆく・第二運河」にようこそ!モーターボートなのになぜか艪がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、全線ご紹介を目指しています。■幅192ピクセルの小さい画像は、クリック...(2011/12/31 Sat 23:59)

薄曇りの東京港で

●10月10日月曜日は、山口昌彦氏にご一緒いただいて、久しぶりに横浜方面へ遠出(船頭と木っ端ブネ的には十分遠出)してみることにしました。自分の書いたものを読み返してみると、なんと20年11月1日に、新山下運河と入江川水系の一部を訪ねて以来(過去ログ『大師運河波高し…1』以下のシリーズ参照)、神奈川県の水路にはまったく出向いておらず、実質3年ぶり。9月の「新芝川足掛け7年ぶり」ほどではありませんが、ずいぶんご無沙...(2011/10/19 Wed 23:33)
FC2 Management