春海運河
令和4年度川走り納め・晴海ターミナル
(『令和4年度川走り納め・晴海橋梁』のつづき)●そのまま春海運河を下って、豊洲・晴海両埠頭間の水面へ。いや、もうとうの昔に埠頭と呼ぶのは適当でないほど、その機能は年々縮小されてはいますが。ここなど、倉庫の建屋が残されてはいるものの、水際はすでに防潮堤が築かれてテラス化され、もはや昔日の面影をしのぶのみ‥‥自分もトシをとるわけだなあと遠い目に。●さて、ここまで来れば、昨年2月に閉鎖、解体が進む晴海客船ター...(2023/02/07 Tue 18:08)
令和4年度川走り納め・隅田川…5
(『令和4年度川走り納め・隅田川…4』のつづき)●隅田川だけでないので看板に偽りありで恐縮ですが、ご容赦ください。両国橋まで下ってくると、高欄にちょっと不思議な横断幕が。「↑この先 両国橋 航路幅 減少 注意!」‥‥見たところ、この先に工事区間はなさそうだし、文言に違和感があるなあと首をかしげながら、くぐってみると‥‥。●逆光でよく見えなかったのですが、橋の直下に来てようやく判明。桁下を覆う形で、足場がかかって...(2023/02/02 Thu 21:03)
久しぶりの臨検!
●今回は順不同で垂れ流させていただきます。9月11日は母港での用足しついでに、午前中のみの軽いお散歩へ。あいにくの曇りがちな空模様ながら、お船見を楽しんできました。東雲運河から港内へ出て面舵を切り、屋形船の航跡に入って西航を始めたときのこと。あっ、あれは‥‥。【▼「続きを読む」をクリックしてご覧ください】...(2022/09/13 Tue 22:49)
7月18日の晴海橋梁
(『あのクレーンが‥‥』のつづき)●春海運河から隅田川派川に抜ける際、旧都港湾局専用線・晴海橋梁の人道橋化工事がどのくらい進んだか、見てゆくことにしました。前回、「2月6日の水路風景…2」とくらべて、どんな変化があるかしら、と接近してゆくと‥‥。●晴海側のRC桁区間は鋼矢板や足場が取り去られていました。補強工事はおおむね終了したとみてよいようですね。橋脚は新たに巻き立てられて、太くがっしりとした印象に。前後に...(2022/08/09 Tue 17:20)
2月6日の水路風景…2
(『2月6日の水路風景…1』のつづき)●豊洲沖を回って、春海運河へ入りました。晴海客船ターミナルを正横に見たところで徐航。2月20日をもって閉鎖、用途廃止されたことはご存じのとおりです。廃止前に一般公開が予定されていましたが、コロナ感染拡大にともない中止となり、寂しいお別れとなってしまいました。フネブネとの出会いはもとより、折に触れて訪れた思い出の多い場所だけに、最後に一度くらい訪ねておきたかった‥‥と少し...(2022/02/26 Sat 23:56)
7月22日の水路風景…1
(『五輪警備下の東京水路!…11』のつづき)●7月22日の道々に見た、警備陣以外の水路風景を紹介します。まずは砂町南運河から。●砂町南運河を西航していると、黄色い清掃船が微速で入ってきました。東京港埠頭の清掃船ですね。操舵室前妻に「7月1日~7月31日 東京湾クリーンアップ作戦」と書いた横断幕を掲げています。行逢しつつ正横から、岸壁越しにゲートブリッジを眺めつつ一枚。船名は「第一清海丸」、操舵室直後のキセル型通...(2021/08/10 Tue 18:09)
五輪警備下の東京水路!…5
(『五輪警備下の東京水路!…4』のつづき)●複合艇に心の中でお礼を言上しながら、そのまま春海運河を直進、晴海大橋をくぐり選手村から遠ざかると、だいぶ緊張感が和らいできました。もっともこれで終わりではなく、ららぽーと豊洲近くには、館山からの監視取締艇・SS28「かすとる」が頑張っていて、南下艇に目を光らせていました。小さな艇で館山分室からの来航、南風が卓越するこの時期は大変だったでしょう。●春海橋をくぐって...(2021/07/29 Thu 00:05)
五輪警備下の東京水路!…3
(『五輪警備下の東京水路!…2』のつづき)●少し戻ります。東雲運河を出て、晴海埠頭が視界に入った瞬間、本当にうひゃひゃ~!と声が出ましたよ! まあ、誰にも聞こえないのをいいことに、気持ちを思い切り口にしてみました。選手村マンション群のある晴海の二辺を囲むように巡視船が並んでもやい、水も漏らさぬ警備ぶり、といって全く大げさに思えないほど。生まれて初めて目にする、巡視船によってつくられた堅陣! 圧倒される...(2021/07/27 Tue 22:14)
11月1日のフネブネ…4
(『11月1日のフネブネ…3』のつづき)●左舷後方を続航してくる「エスエスNANO1」を横目で見ていたら、取り舵を切って亀島川に入ってゆきました。日本橋船着場へは、こちらを経由するのですね。珍しく思って何とはなしに航跡を追い、亀島川へ。入って2本目、高橋は桁の再塗装でもするのか、足場の構築中。白旗を振る警戒船に挨拶しながら、鋭い声で指示の飛び交う足場を見上げつつ、微速でそろそろと抜けました。●日本橋川を少し徘...(2020/12/05 Sat 22:07)
お花見水路のフネブネ…1
(『平成最後のお花見水路…4』のつづき)●3月31日の道々に出会ったフネブネをまとめました。毎度おなじみ墨田川造船前、艤装中の巡視艇はPC128「あさぎり」。「はまゆき」「うみぎり」とハルナンバーの続いた艇を見てきましたが、続々と建造される巡視艇たちを見てきて、代替の時期と察せられはするもののやはり、頼もしい気持ちになります。●小名木川にもやっていた曳船、「第一関東丸」。肌寒い曇り空に、甲板や船底色の赤系塗料...(2019/04/14 Sun 23:26)