砂町北運河
水路をゆく・第二運河 令和5年1~3月のご案内
【ご案内】■「水路をゆく・第二運河」にようこそ!モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。■当ブログ掲載の本文...(2023/03/31 Fri 23:59)
ガット船にびっくり!
●2月18日は、艇のメンテを兼ねて近場を徘徊してきました。さすがに1ヶ月半動かさないと、船底のコンディションも気になってきますしね。春の兆しが濃厚になってきた水路上の空気を味わいたくて、砂町運河を再微速でゆるゆる東航。すると、曙運河・曙北運河の十字流の向こうから、二隻の清掃船が向かってくるのが遠望できました。ズーム一杯でスナップしていたら‥‥。●砂町北運河から、ガット船が音もなくヌッ、といった感じで現れ、...(2023/03/17 Fri 18:23)
12月28日のフネブネ…4
(『12月28日のフネブネ…3』のつづき)●恒例の墨田川造船本社での艤装船艇拝見。甲板上では皆さん作業中だったので、お邪魔にならないよう、距離をとって最微速でそろそろと。前回「11月13日のフネブネ」では左側だった「きくかぜ」が艤装が進み右手へ。新たに進水したのは少し大型のCL204「ささかぜ」。前回は建屋の中で組立中だった艇ですね。20mタイプ、すずかぜ型巡視艇の一隻だそうです。●そして砂町運河では、またもコンベア...(2023/02/15 Wed 19:09)
9月25日の東雲北運河
(『9月25日の砂町北運河…2』のつづき)●イグアナ先生にもご挨拶。爽やかな秋晴れの下でいいお顔を一枚。珍しく、先端に鵜が留まっていました。そのまま東雲北運河へ入ろうとすると、9月11日には船台上にあった「しゃちかぜ」が進水し、艤装桟橋にもやっていました。この角度から見ると、作業艇「skyblue」や後ろの傾いた廃船までもいっぺんに目に入り、濃厚な光景になりますね。●進水間もない美しい塗面は、何度見てもよいもので...(2022/10/19 Wed 18:36)
9月25日の砂町北運河…2
(『9月25日の砂町北運河…1』のつづき)●西側水路に入ってみると‥‥いるわ、いるわ。まるで各種鷺さんの見本市。遠目には、一定の間隔を置いて、いかにも鷺、という風の孤高な雰囲気(?)を感じたのですが、上の写真のように密集しているところもありました。しかし、大型の鳥にもかかわらず、これだけの数が長くもない水路に集まっているということは、よほど餌となる魚類が豊富な水域なのでしょう。●居心地よく静か水面を前に憩...(2022/10/16 Sun 00:24)
9月25日の砂町北運河…1
●9月25日は、ようやく秋晴れといってよい日和に恵まれ、嬉しくお散歩してきました。まずふらりと入ってみたのは、砂町北運河。中島丸船隊の船溜で、変わり種「第105中島丸」と久しぶりに顔を合わせたり、コンクリートミキサー車のお尻が、岸壁上にずらりと並ぶさまに目を奪われたり(下写真)と、定番の風景を眺めながら奥へ進みます。●毎度のことながら、運河北端区間を埋め立てて造られた、物流拠点(佐川急便Xフロンティア)の"...(2022/10/13 Thu 22:07)
7月12日の運河風景…1
●諸々手塞がりだったのですが、あまり長期休航すると、昨年のようにフジツボさんの社交場を提供する羽目になりかねませんから、7月12日、近場の様子見もかねてお散歩してきました。人のいない繋留艇のトランサムは、がーさんたちにとって格好の休憩所。掃除が大変だから、あんまり粗相をしちゃダメだよ‥‥。●まず向かったのは、砂町北運河。運河北端部を埋め立てて建てられた巨大物流拠点、昨年末見たようにすでに竣工しているので...(2020/08/03 Mon 19:02)
令和元年度川走り納め…1
●去る12月31日大晦日は、令和初の川走り納めに出かけてきました。今回通ったほとんどの区間が、川でなく運河になってしまったあたり、タイトルに偽りありとお叱りがありそうですが、お陰様で静穏な好天に恵まれ、のびのびと楽しめたのは幸いでした。冬の水路といえばやはり、可愛らしい水鳥たちの姿を愛でなければウソというもの。さっそく、おなじみ“パトカー”キンクロ君と、お仲間のホシハジロ君がお出迎え。●砂町北運河を、南か...(2020/01/23 Thu 19:38)
7月28日の水路風景…1
●‥‥というわけで7月28日、夜来の雨がやみ朝方から曇りとなったので、91日目にしてようやく休航状態を脱することができたのであります、はい(涙)。艇のシートを外すなど準備をしていると、10時前後には雲も切れ、青空がのぞくまでになって、ほんの2時間あまりながら近場の徘徊を楽しんできました。まず向かったのは、砂町北運河。北端部が埋め立てられたことは記憶に新しいですが、見てみたくなったのは、都内で唯一水門を通って...(2019/07/30 Tue 19:21)
7月22日の辰巳埠頭…1
(『砂町北運河の埋め立て区間を訪ねて』のつづき)●砂町北運河を離れた後は南に下り、曙運河を通って港内へ出ることに。日中潮位の高い日ということもあって、浅瀬の多い多摩川方面へ行ってみよう、と考えたのです。第二航路経由で向かえば、フネブネの姿も楽しめるでしょう。写真は恒例、曙運河南口の角に沈む廃曳船の観察。4月29日に見たばかりなので、前回とあまり変わりはありませんが‥‥。●曙運河を出たところといえば、墨田...(2018/07/25 Wed 19:08)