砂町南運河
8月11日のフネブネ
(『後楽橋の改修工事』のつづき)●交互通航の新砂水門で上航船を待っていたら、「UTSUMI 50」が土嚢を積んだ台船を押して入ってきました。おや、以前は船体まで白一色だったのに、緑に塗り替えたのですね。鎌首をもたげて働く豆押船、あごを突き出しいきんで頑張っているように見えて、思わず応援したくなりますよね。出港してすぐにいい表情の船が見られたので、すっかりよい機嫌に。●波浪する荒川河口から砂町南運河へ入り、ホ...(2022/09/04 Sun 12:31)
台風の前の荒川沖
●8月11日のお休みは、台風が接近しているので荒天準備をしに母港へ。もやいを倍にしたり、オーニングが吹き飛ばないようロープをかけたりするのですが、さて自艇の前まで来ると色気が出て、ちょっと様子を見に散歩してこようか、という気になったのです。すでに南風は6~8m、港外に出ればもう波浪しているはず。久しぶりに波にもまれるのも一興、と軽く考えていたら天罰てきめん、結構な緊張を強いられることになりました。【▼「続...(2022/08/24 Wed 20:47)
7月22日の水路風景…1
(『五輪警備下の東京水路!…11』のつづき)●7月22日の道々に見た、警備陣以外の水路風景を紹介します。まずは砂町南運河から。●砂町南運河を西航していると、黄色い清掃船が微速で入ってきました。東京港埠頭の清掃船ですね。操舵室前妻に「7月1日~7月31日 東京湾クリーンアップ作戦」と書いた横断幕を掲げています。行逢しつつ正横から、岸壁越しにゲートブリッジを眺めつつ一枚。船名は「第一清海丸」、操舵室直後のキセル型通...(2021/08/10 Tue 18:09)
五輪警備下の東京水路!…7
(『五輪警備下の東京水路!…6』のつづき)●今回から7月23日の様子をご紹介します。この日も前日と同様、新砂水門から荒川に出て、砂町南運河経由で港内へ入りました。南風で波立つ荒川河口を南下していると、水面を切り裂くようなプレーニングで、湾岸署の警備艇・視20「ゆりかもめ」と行逢。逆光の中、ダイナミックな航走姿を見せてくれました。●砂町南運河に入ると、若洲ヨット訓練所の桟橋に、視21「すみれ」がもやっているの...(2021/08/01 Sun 22:23)
五輪警備下の東京水路!…1
●7月22日、オリンピックで19日だった海の日が移動された休日は、ひと月と9日ぶりの出港となりました。五輪警備で全国から集まった海保船艇の写真や動画を、愛好家の皆さんがどしどしアップされているのを拝見し、見に行きたくとも出られない我が身を嘆いて暮らすことが続いていましたから、嬉しさもひとしお。一生に一度しかなさそうな機会とて、五輪警備下の都内水路の表情は如何と、港湾部を中心に走り回ってきました。●水路行の...(2021/07/25 Sun 20:18)
令和2年度川走り納め…11
(『令和2年度川走り納め…10』のつづき)●行き足を落として、葛西臨海公園前の水路を流します。何分雲が濃くなってきたのでいま一つサエませんが、平らかな水面を味わいながら原速航行。葛西なぎさ橋、桁の半ばまでパネルで養生されて、補修中のようですね。沿岸はぱらぱらとではありますが、散策を楽しむ人たちの姿が見られました。●なぎさ橋の西側、もと海洋商船‥‥秋ヶ瀬行き水上バス航路の船着場跡。年々傷みが進むさまを通るた...(2021/02/06 Sat 14:03)
緊迫の激流水門二題!
(『6月7日の砂町南運河』のつづき)●道々をのんびり記録しながら進めていこうと思っていたのですが、こらえ性がないので、やっぱり先にやらせていただきますね。荒川を遡上し、中川水門→中川・綾瀬川→綾瀬水門のルートで再び荒川に戻ったのですが、望の大潮の翌日の日中とて、大干潮時による影響は目を見張るものがありました。過去にも何度か軽く触れましたが、そんな折の“緊迫の水門通航”を下手な写真なりにご覧に入れたく思い...(2020/06/16 Tue 19:06)
6月7日の砂町南運河
(『6月7日の辰巳埠頭』のつづき)●貯木場(現在はクレーン船の泊地ですが)の囲いに沿って取舵を切ったところで、スロットルを一杯に倒しました。全速25.6kt、船底を塗り替えておよそ8ヶ月を経ての成績としては、まずまずといったところでしょう。デッドフルのままさらに取舵、ゲートブリッジを右舷に見て一枚。まだ沖は雲があって少々サエませんが、穏やかな海況と恐竜橋、雄大な眺めに癒されます。●速度を緩めず爽快さを味わい...(2020/06/13 Sat 22:03)
6月7日の辰巳埠頭
●久しぶりの出港となった6月7日。まず荒川を岩淵まで上がり、隅田川に入って、12年ぶりに石神井川を訪ねる心づもりだったのですが‥‥まあ、その顛末は後ほど触れるとして、あけぼの水門をくぐり南下。先日、墨田川造船でトランサムのみ拝んで姿を消した、「みかづき」の艤装中のシーンを期待して、辰巳埠頭の艤装桟橋と浮きドックのある一角を、最初の目的地としたのであります。●曙運河を出て、右へ舵を切ると‥‥おお、入渠中の艇が...(2020/06/13 Sat 14:46)
7月10日の水路風景…2
(『7月10日の水路風景…1』のつづき)●我が艇が砂町運河を出たところで、警戒船と信号機から指示があったのでしょう、プレジャーと屋形船各一隻がにわかに爆音を高め進入開始。屋形の船頭さんが、警戒船とすれ違いざま手を振っていたのが、思いやりが感じられるいいシーンでした。荒川河口の橋梁群をくぐったところで、ご無沙汰していたから少し回してやらきゃと、スロットルをいっぱいに倒してデッドフルに。回転計はたちまち5500...(2016/08/10 Wed 22:32)