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水路をゆく・第二運河 令和2年4~6月のご案内

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【ご案内】
水路をゆく・第二運河にようこそ!
モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。

当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はお断りいたします。
コメントが減少したため、コメント欄は一昨年より閉じさせていただきました。悪しからずご了承ください。
なお、過去の記事にいただいたコメントは、管理人承認後の表示となります。また、誹謗中傷が含まれるもの、公序良俗に反するもの、当ブログの趣旨にそぐわないものなど、コメントの内容によっては、管理人の判断で予告なく削除させていただく場合があります。悪しからずご了承ください。
ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
画像は、クリックすると別窓・別タブで拡大表示できます(初期のものの中には、原寸掲載で拡大しないものもあります)。
本文中のリンクは、ここ最近のものは原則、ブログ内記事が現窓表示、外部サイト(『水路をゆく 過去ログ』を含む)が別窓・別タブ表示です。初期の記事には、すべて別窓表示のリンクが残っています。
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当ブログは、ブログサービス「Doblog」にて作成していた、「水路をゆく」の姉妹ブログとして、平成20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、平成21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
なお、サービス終了に伴い、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」に掲載していた記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に移設しました。

【タイトル画像ほかの更新履歴】
【5月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川、厩橋です。令和2年4月29日撮影。
【4月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。レインボーブリッジ東詰高架下から台場を望んで。令和2年2月9日撮影。

4月29日のフネブネ…2

(『4月29日のフネブネ…1』のつづき)

250006.jpg隅田川に戻ったところで、先ほど別れた「建設河清第1号」と再びの出会い。

狭水路での作業中とは打って変わって、船尾に噴流を白く盛り上げ、文字通り“爆走”(?)する姿を見ることができ、ちょっとトクした気分に。



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吾妻橋をくぐって、観光汽船の浅草乗場にふと目をやると‥‥好天の日中にもかかわらず、乗船待ちのお客さんが全くいない異様な光景。コロナ対策で運休中のため当然ではありますが、非常事態を象徴するようなシーンに思えて、しばらく見入ってしまいました。

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東雲北運河、木村造船所にはどんな船がいるかな‥‥と近づいてみると、これは神田川のゴミ運搬で顔なじみ、曳船「第30中島丸」と、バージ「中島第五八号」が寄り添うように憩うているのを発見。横抱き繋留のスタイルは三崎町中継所でのそれと一緒ですが、どこかリラックスした、ホッとさせる雰囲気じゃありませんか。

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その奥、墨田川造船の前まで来て、アッと声を上げました。前回4月4日、建屋の中で建造中だった「みかづき」もそろそろ進水したろう、と期待していたのですが、建屋のシャッターは閉まっていたにもかかわらず、艤装桟橋に「みかづき」の姿はなし‥‥。

これはもしかして、進水早々、辰巳埠頭の艤装桟橋に回航されてしまったのでしょうか。大型船であれば、船橋やマストなど上部構造を重ねた後では、橋がくぐれなくなるでしょうからね。惜しいことをしました。

250010.jpg10年近くも墨田川造船に通っていて、今回ようやく気づかされたことが一つ。工場建屋の奥には本社社屋がチラッと見えるのですが、ご覧のとおり時計台が設けられていて、しかも屋根の上にある風見が、なんと帆船の形!

いや、洒落てますねえ。「みかづき」には会えなかったけれど、これに気づけたことはちょっとした感動で、マイナスを取り戻せたような気分になったものでした。

(令和2年4月29日撮影)

(次項につづく)

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タグ : 隅田川 東雲北運河 清掃船 曳船 墨田川造船

4月29日のフネブネ…1

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4月29日、軽く近場めぐりをした際に出会ったフネブネを。まずはいつも前を通る、都建設局は潮見分室の船溜をスナップ。

プッシャー+バージのゴミ運搬船「すみだ1号」、手作業船「河清機第26号」が憩う姿。平成19年の記事、過去ログ「河川清掃船たち」と見くらべると、「河清機第26号」は船首側の甲板室にもフロントグラス+ハードトップが追加装備されたのですね。

250002.jpg運河の六叉流に出たところで、右後方、東雲北運河から都港湾局の監視船「いそしぎ」が出てきました。ちょっと遠いけれど、旧「ヒロタキ」の建屋をバックに1枚。

木村造船所で整備を終えて、定繋地に戻る途中でしょうか。きれいにしてもらったのでしょう、遠目にもサッパリした風情です。


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豊洲運河に入ったところで、白い曳船と行逢‥‥おお、押船「UTSUMI60」だ。昨年8月にもここで出くわしましたよね。ご縁があるなあ。ビシッと引き締まった感じの塗色とスタイル、何度見てもいいものです。

250004.jpg日本橋川を上航中、西河岸橋をくぐろうとしたあたりで、先行船がいることに気づきました。近づいてみると、コンベア清掃船です。

作業のお邪魔をしては悪いので、間隔を取ってそろそろと続航していたら、常盤橋の下流で取舵一杯(下写真)、おや、引き返すのかな?


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「建河清第1号」、基礎護岸ギリギリまで寄せて、くるくると器用な回頭ぶり。いや~、何度か目にしていますが、旋回半径の小ささには毎度驚かされますね。転回が終わって、河道右側が空いたところで、声をかけながら微速で通過。いつも本当にご苦労さまです。

(令和2年4月29日撮影)

(『4月29日のフネブネ…2』につづく)

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タグ : 砂町運河 豊洲運河 日本橋川 高架下水路 清掃船 曳船

新潟の川蒸気・安進丸の「*」は‥‥

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新潟の川蒸気史覚え書き」の冒頭に掲載したこの1枚。萬代橋北詰にもやう、安進丸とみられる外輪川蒸気の写真で、外輪カバーの「『*』に見える文字は、社章など何かのシンボルだろうか?」と疑問を呈して、そのまま調べもせず(ごめんなさい)早や8年。
ちなみに上に掲げたものは、「新潟の川蒸気ふたたび」に再録した、同じ写真の高解像度版です。

新潟訪問の際にも資料をご案内いただいてお世話になった、新潟市歴史博物館・みなとぴあのTwitterを先日、たまたま発見。興味深く拝読していたところ、いきなり8年来の謎が解明して、躍り上がったのであります!

「*」が社名の上と外輪カバーに!! 旗も掲げられている!
この扱いから見て、社章と思って間違いないでしょう。8年来の謎がおかげさまで氷解、みなとぴあのウェブご担当様に、厚く御礼申し上げます!

絵柄からして、最初、引き札か何かと思っていたら、この一つ前のツイートによれば、明治22年刊の「北越商工便覧」掲載のものだそう。

明治の中ごろとて、社屋も普通の商家らしい造りで、道ゆく人もほとんどが和装のようですね。しかし、この単純明快な社章の由来を知りたいものです。意外と「外輪のスポークから採った」とか、意匠にたがわずシンプルな理由だったりして。

過去のツイートを追って拝見してゆくと、安進社の社章がもう一つ見つかりました。こちらは初代の五姓田芳柳(生没年:文政10年~明治25年)による、北詰から見た萬代橋を描いた絵画。橋を渡る一人一人の仕草や装い、親柱の文字一つ一つ、それに遠くの川面には川蒸気船もと、細部まで描き込まれていて、眺めているだけで楽しくなりますよね。

こちらの絵が嬉しかったのは、安進社の社章の色が赤かったことを、今に伝えてくれたことです。安進社は、明治19年に安全社と彙進社が合併してつくられた船社ですが、当時の経営者たちは、企業のイメージカラーというべき真っ赤なアスターリスクに、どんな想いを込めたのでしょうか‥‥。

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タグ : 信濃川 川蒸気船 絵葉書・古写真

竣工間近な常磐橋

(『4月4日のフネブネ』のつづき)

249036.jpg復元工事の竣工も近づいたとあって、最近は出るたびに訪ねている明治生まれの純粋石橋・常磐橋。くぐりつつ進捗を拝見するのも楽しいですが、渡ってみたい気持ちが強くある橋でもあります。

今回は4月4日だけでなく、同月29日の写真とともに2回分をまとめてみました。
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タグ : 日本橋川 高架下水路 常磐橋

4月4日のフネブネ

(『ひたすら満開の桜…6』のつづき)

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4月4日に出会ったフネブネをまとめます。
大横川・平久川の変則十字流で、右手の大横川から飛び出してきた小型清掃船、通称“手上げ”。今年はさくらまつりがなかったので、この時期としては通船も少なく静かな川面でしたが、清掃船のパトロールは変わらず続けられているのですね。

249032.jpg大島川水門を出て隅田川に入った直後、観光汽船の「竜馬」と「道灌」が実にいいタイミングで離合。新川1丁目の堤防上に咲き誇る、桜並木をバックにものすることができました。

‥‥しかし、ここから見たかぎり、一人もお客さんが乗っていないような‥‥。時節柄仕方がありませんが、このお花見日和、何とも寂しい風景ではありました。この直後、4月8日より長期休航になってしまうとは。

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神田川では、仙台堀の区間で豆曳船「第36中島丸」と行逢。大きく避航していただいてありがとうございます。点々と浮かぶ桜の花弁が、航跡に美しい模様をつくっていて、春らしい素敵なシーンが撮れました。

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その少し後、ほぼ続航といってよい形で、警備艇「いそちどり」が登場。徐航している姿を正面からとらえると、滑走時の軽快な感じとは違った重々しさが。警察船艇はやっぱり、グレーが格好いいですねえ‥‥。

249035.jpgおなじみ墨田川造船、「3月15日のフネブネ…2」でも触れた建造中の巡視艇(巡視船かも?)「みかづき」の進捗を拝見。

おっ、本塗りに入ったようで、おなじみの塗色になりましたね。船名はマスキングされているのでしょう、白く塗りつぶされて見えなくなっていました。

(令和2年4月4日撮影)

(『竣工間近な常磐橋』につづく)

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タグ : 平久川 隅田川 神田川 東雲北運河 清掃船 水上バス 曳船 警備艇 巡視艇

ひたすら満開の桜…6

(『ひたすら満開の桜…5』のつづき)

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日本橋の橋詰広場にも、一本のみながらボリュームのある桜が咲き誇って、華麗な装飾で知られる親柱と覇を競い合っている感が。袖高欄の直下、凹部の淀みには浮いた花弁が渦を巻いて、花筏まであと一歩。水面まで春めいているのはいいですね。

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鎧橋の橋詰にも1本。あれ、もう葉桜がずいぶん‥‥と思ったら、下から蔦に絡まれているだけでしたか。浸食されて枯れてしまわないか、ちょっと心配になります。イカした高欄、先代橋から引き継いだレンガの橋台、そして証券取引所と一緒に。

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湊橋上流の桟橋横にも、数本レベルですが桜並木があって、もやうフネブネにチラチラと花弁を降らせ、いい雰囲気ですね。

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顔なじみの曳船「第一たか丸」も、枝を差しかける真下でお花見しながら憩う姿が見られ、何とものどかで春らしい川景色であります。

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日本橋川を出て右へ舵を切れば、佃島の堤上に横一線となった大群が咲き乱れ、派川の川面に彩りを添える例年通りの風景。時節柄、桜に誘われてそぞろ歩く人影もまれで、水路を行きかう船もぐっと少なく、この点寂しいものがありましたが、好天の下、元気な桜たちの佳い表情が堪能できて、出かけてよかったと思えたのでした。

(令和2年4月4日撮影)

(『4月4日のフネブネ』につづく)

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タグ : 日本橋川 隅田川派川 高架下水路 曳船