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水路をゆく・第二運河 令和5年1~3月のご案内

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【ご案内】
水路をゆく・第二運河にようこそ!
モーターボートなのになぜか艪(ろ)がついている、全長わずか21ft(約6m)の木っ端ブネに乗る道楽船頭は、川や運河をうろつくのが大好き。いにしえの水運全盛期に思いを馳せつつ、閘門・水門や橋、フネブネの姿を楽しみながら、各地の水辺や博物館、遊覧船を訪ね歩くブログです。東京とその近郊にある可航水路の、自艇航行による全線ご紹介を目指しています。

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ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
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当ブログは、ブログサービス「Doblog」にて作成していた、「水路をゆく」の姉妹ブログとして、平成20年4月6日に開設、「航行水路メモ」を主な記事にしてまいりましたが、平成21年2月8日以降、Doblogに障害が発生、更新が不可能になったため、本文記事をこちらで継続することとなりました。
なお、サービス終了に伴い、閉鎖されたDoblog「水路をゆく」に掲載していた記事は、FC2ブログ「水路をゆく 過去ログ」に移設しました。

【タイトル画像ほかの更新履歴】
【2月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川、橋本産業・荒川油槽所にもやう独航艀、第五興雄丸です。令和4年12月28日撮影。
【1月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。砂町北運河に進入直後のガット船(プッシャー+バージ)「第三十八共栄丸」「第三十七共栄丸」を船尾から見たところ。令和4年12月28日撮影。
【1月1日】新年あけましておめでとうございます。本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

令和4年度川走り納め・晴海橋梁

(『令和4年度川走り納め・隅田川…5』のつづき)

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人道橋化工事が進む、晴海橋梁の不定期観察(前回、昨年7月はこちら)であります。

291082.jpg西側の橋脚群の補強と、中央径間の落橋防止金物の取り付けが終了し、東側の橋脚群が鋼矢板で囲われたのが前回見た状態。

今回は‥‥橋脚の補強は完了したようで、工事のフネブネたちもおらず落ち着いた印象です。で、何で春海橋との間に入り込んだかというとですね‥‥。


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こういう看板がRC桁上に立てられていたからです。一瞬、水上に向けてのものと勘違いしたのですが、隣接する春海橋を渡る人々やクルマへ向けたと解釈した方が自然と気づき、ぬか喜びに終わりました。

目を引かれたのは「旧晴海鉄道」という表現。橋の部分だけなのに、と違和感があったのですが、考えたら遊歩道化されるのですから、前後の線路敷も含めて、という意味の事業名称なのかしら。耐震補強は今年4月で完工、次は上回りの工事が始まるのですね。変化が楽しみです。

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291085.jpg何分鋼橋部分が錆びていることだし、次期工事はサンドブラストをかけて、塗装に入るのでしょうか。何色になるのかなあ。

錆色のローゼとも、石川島に造船所があったころからの長い付き合いなので、大きな変化が訪れた昨今の姿を目にするたび、感慨深いものが。永くここに在って、かつての港湾の面影を留めてほしいものです。
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『令和4年度川走り納め・晴海ターミナル』につづく)

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タグ : 春海運河

令和4年度川走り納め・隅田川…5

(『令和4年度川走り納め・隅田川…4』のつづき)

291076.jpg隅田川だけでないので看板に偽りありで恐縮ですが、ご容赦ください。

両国橋まで下ってくると、高欄にちょっと不思議な横断幕が。
この先 両国橋 航路幅 減少 注意!
‥‥見たところ、この先に工事区間はなさそうだし、文言に違和感があるなあと首をかしげながら、くぐってみると‥‥。

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逆光でよく見えなかったのですが、橋の直下に来てようやく判明。桁下を覆う形で、足場がかかっていたのですね。なるほど、空間を圧迫しているので、航路幅は狭くなるゆえんです。

でも、横断幕の文言に感じた違和感は、いま一つぬぐい去れないものが。両国橋そのものなのに、「この先」とは? くぐった下流側だと思ってしまうのが、普通のような気がするんですけれど‥‥。

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竪川水門の前を通り過ぎようとして、ちょっと待て! と急減速、転回して近づいてのスナップ。竪川水門の前にも、大島川水門や月島川水門同様、テラスを結ぶ橋が架けられたのですね。

まだ橋脚(いや『橋台』なのか?)に鋼桁が架設されただけで、取付道路などはこれからの状態。既設の他所同様、水門の全貌が見られなくなったのは残念な半面、完成したらお散歩してみたくなる気持ちもありと、複雑ではあります。

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291080.jpg隅田川派川から春海運河へ抜けつつ、豊洲貯木場跡を一枚。全容を収めるのは久しぶりかも。青空の下水面を分ける柵列、爽快な眺めですね。

こちらに艇を向けたのは、都港湾局専用線の遺構、晴海橋梁の様子を見ておきたかったから。人道橋化工事は進捗したでしょうか?
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『令和4年度川走り納め・晴海橋梁』につづく)

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タグ : 隅田川春海運河竪川水門

令和4年度川走り納め・隅田川…4

(『令和4年度川走り納め・隅田川…3』のつづき)

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尾竹橋下流、町屋7丁目付近のS字屈曲を過ぎてからの川景色をいくつかスナップ。京成本線のトラスを振り返って。

テラス化著しい隅田川ですが、このあたりは基礎が造成された段階で、堤防もコンクリート生地のまま手が入っていない状態。いわば昔ながらの風景が残された区間なわけで、武骨な古豪鋼橋がよく似合うところでもあります。

291072.jpg‥‥まあ、再三同じことを騒いでおり恐縮ですが、千住大橋の鑑賞環境の残念さを再確認しつつの航過。

桁下高自体が低いのもさることながら、梁(横桁)が突き出た形で走っており、さらに流路に対してはすになっているので、独航艀など大型船艇の通航には障害となっているところ。豊海橋のように、ジャッキアップしていただけるとよいのでしょうが、規模が大きいだけに難しそうですね。

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千住汐入大橋まで下ると、「ああ、帰ってきた」という気分になるのですから、何とも不思議なもの。旧綾瀬川との合流点でもあり、自艇での通航頻度が高いからでしょう。

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291075.jpg水神大橋下流、汐入公園の前まで来ると、クレーン船を中心に、台船、曳船など数隻がひと固まりとなった工事船団が。この下流側では曳船が盛んに動き回っていたので、アンカーやスパッドを打ち錨泊する準備をしていたのでしょう。

そして賑わう年末の雰囲気を頭上や両岸に感じながら、気持ちよく吾妻橋を通過。河畔の建物のも橋も、陽光ですべてがうららかに輝いて上機嫌、足取りも軽やかに下ります。
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『令和4年度川走り納め・隅田川…5』につづく)

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タグ : 隅田川クレーン船

令和4年度川走り納め・隅田川…3

(『変貌した石神井川を眺めて』のつづき)

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石神井川を堪能して、隅田川に戻りました。ここで目を奪われるのは、すでに何度か紹介していますが、下水処理場・みやぎ水再生センターの威容。鉄の匂い濃厚な塔状の構造物、脱水汚泥を焼却する炉が天を突きそびえるさま、何度見てもほれぼれしますね。

291067.jpgしかし、つい先ほどまでの雲が多かった空がウソのように、きれいに晴れ渡りましたね。陽射しで体も温まり、荒川にいたころを思うとだいぶ楽になりました。

小台橋、一つ置いて尾竹橋と、スタイルのよい下路式鋼橋を仰いで爽快な気分になれるのも、晴天あったればこそです。このあたりは高い建物もそう多くないので、橋の美しさが引き立ちますね。

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径間中央をくぐりざま振り返って見上げる尾竹橋、ツートンカラーが冬の陽光に照らされてキレイ。

この少し下流では、ある船との嬉しい出会いがありました。後ほど改めてフネブネの項を設けてご紹介しましょう。

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ここも通るたびに記録したくなる、旧尾竹橋清掃作業所。廃止されすでに14年が経過しましたが、建物自体はまだそんなに傷んでいないような。今なお縮小を続ける実用河川舟運の遺跡ともいえる物件、これからも折に触れて記録してゆきたいです。

291070.jpg尾竹橋近くでもう一つ目立つのが、旧清掃作業所の対岸、帝京科学大学の7号館。

茶色い壁面を広くとったシックな装いに、左上に配置された大窓が明るい雰囲気を与え、何よりテラスに降りる法面に、広々とした階段を設けたのも効いています。河畔の建物としては秀逸な部類だと感じたのですが、いかがでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『令和4年度川走り納め・隅田川…4』につづく)

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タグ : 隅田川

変貌した石神井川を眺めて

(『令和4年度川走り納め・石神井川…4』のつづき)

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15年ぶりに石神井川可航区間を再訪してみて、その変貌ぶりを目の当たりにし興味をそそられ、ざっとまとめておきたくなりました。何分手元に資料があるわけではないので、わかる範囲の備忘録的なものですが、お目汚しまで。

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タグ : 石神井川

令和4年度川走り納め・石神井川…4

(『令和4年度川走り納め・石神井川…3』のつづき)

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291052.jpg高架下を抜けて、可航区間最終コースに入りました。前回はまだ工事中の雰囲気が濃厚で、天端に鋼管矢板がのぞいていましたが、増高分の鋼板もきれいに塗装され、落ち着いた感じに。

橋は手前から鎗溝橋、王子桜橋と人道橋が架かっていますが、くぐれるのは鎗溝橋(右写真)が最終橋ということになります。


291053.jpg最奥部を前にして一枚。飛鳥山を貫く暗渠にもっと近づけるかしら‥‥と期待したものの、ご覧のとおりで不可。もっともこの状況に関しては、散歩した際や、都電の窓から何度かのぞいて知っていたので、驚きはしませんでしたが。

王子桜橋の向こうには、暗渠の左径間を渡る形で鋼材の枠組みが見え、テルファーが設けられているのがわかります。これは下に掲げた、「水流発生装置」の関連施設なのでしょう。

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河道の真ん中に浮いてるこれが、「水流発生装置」。詳しくは「石神井川の臭気対策・環境改善に取り組んでいます」(PDF・北区ウェブサイトより)をご覧いただきたいのですが、淀みがちな感潮区間に動力で流れを作り、水質汚濁を抑制しようという取り組み。航行中の船艇のように、噴流がこちらへ向かっているのがわかりますね。

両岸からもやいが一本づつ渡され、反動で上流側へ走り出さないよう固定されているので、この向こうには行けないというわけ。以前陸上から見たときは、暗渠の左径間にいたので、もうちょっと奥まで行けそう、と思っていたのですが、あてがはずれました。

このほかにもう一つ、王子桜橋の桁側面に設けたノズルから地下湧水をポンプアップして散水し、浄化用水の供給とスカムの沈降促進を兼ねさせている取り組みもあるそう。散水する橋というと、目黒川の御成橋を思い出せるものがあるなあ‥‥。

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シメはやはり、石神井川可航区間を代表する奇観、防音版に覆われた首都高の高架が河畔から地下へダイブしてゆく、この角度の眺めを掲げずにはおれますまいよ。

回を改めて、この15年で大きく変貌した石神井川を、比較写真とともに備忘録的にまとめたいと思います。少し時間をください。
撮影地点のMapion地図

(令和4年12月28日撮影)

(『変貌した石神井川を眺めて』につづく)

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タグ : 石神井川